北九州シルバーバーチ読書会



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   シルバーバーチ読書会の内容と感想

「北九州シルバーバーチ読書会」の内容のポイントや感想、さらには、 感銘を受けたシルバーバーチの言葉などを掲載いたしております。
霊的真理の理解を深めるために、お役立ていただければ幸いです。
なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得て掲載いたしております。
また、リンクに関しましても、スピリチュアリズム普及会の許可を得て掲載いたしております。



・・「地上再臨に向けた、イエスの二千年にわたる準備のプロセス」・・
(2024年12月15日)

(A)「地上再臨に向けた、イエスの二千年にわたる準備のプロセス」について学びました。 地上再臨を実現するために、イエスが立てた綿密な計画とはどのようなものだったのでしょうか。 (イエス再臨ニューズレターNo.47)から、<イエスの言葉>を中心に、学びを深めました。また、
(B)「参加者による5分間スピーチ」を行いました。

■スピリチュアリズムとは、どのようなものなのでしょうか。
●一つは「イエス主導の地球人類救済計画」です。そして、もう一つの重要なことは
●「イエスが地上再臨を実現するための準備の一環として起こした計画」であるということです。
イエスの地上再臨に向けての準備のプロセスは、大きく分けて
(ア)「霊界における準備」と
(イ)「地上世界における準備」の2つです。さらに、
「地上世界における準備」は、
1)「スピリチュアリズム運動の展開」
2)「霊的真理(シルバーバーチの霊訓)の降下」
3)「地上人による受け皿づくり」という3段階に分けられます。
それらについて、見ていきます。
(ア)「霊界における準備」とはどにようなものだったのでしょうか。
●十字架上での他界後、イエスは超高級霊界に昇りました。そして、
●神に「地上再臨」を願い出ました。そのための準備として、イエスは
●1800年をかけて霊界に大霊団を形成しました。
イエスは、
◆「私が(二千年前に)他界し、このスピリチュアリズムを地上に展開するまでの間、 何をしていたかということだが(中略)、とにかく高級霊(*人類救済計画を実行に移すための人材)の育成に、 これほどの時間(*1800年間)をかけたということである。霊界での準備に、念には念を入れ、味方になる霊を次々と養成し、 必要な者には再生させ、とにかく高級霊の一大霊団をつくるために力を注いできたのである。 そして、ようやくスピリチュアリズムの計画を着々と実行に移せる時代を迎えたのである。 (中略)霊界側の体制をつくるのに、本当に長い期間をかけたのである」
(イエスからの通信 2021.07.29)と語っています。次に、
(イ)「地上世界における準備」について、そのプロセスを見ていきます。
1)「スピリチュアリズム運動の展開」
古い(初期)スピリチュアリズムでは、心霊現象・心霊研究によって「霊魂説」を証明しました。 新しいスピリチュアリズムでは、霊界通信を通して霊的真理・「シルバーバーチの霊訓」を地上に降ろしました。
2)『シルバーバーチの霊訓』の降下
◎『シルバーバーチの霊訓』は、イエスの教えそのものです。
◎人類史上“最高の霊的叡智・最高の宗教思想”です。そして
◎人類にとって“真のバイブル”と呼ぶに相応しいものです。
イエスは、以下のように述べています。
◆「『シルバーバーチの霊訓』を降ろすのに、その高級霊の一大霊団の力を結集した。 それは私にとって、本当に感無量の出来事だった。今、さらにそれをバイブルとして世界に広めようとしている」(イエスからの通信 2021.07.29)
◆「神の真理は、『シルバーバーチの霊訓』を通して語り尽くされている。現代人が受けるに相応しい内容になっている。 今、私が降ろしている通信は、今後二千年の未来を約束するものである」(イエスからの通信 2021.10.28)
◆「『シルバーバーチの霊訓』を降ろせなかったなら、私の地上再臨はなかった」(イエスからの通信 2021.12.05)
そして、」「イエス地上再臨」のための最後の準備は
3)「地上再臨の受け皿・足場となる、スピリチュアリスト・サークルづくり」でした。
そのためには、厳しい条件がありました。それは、以下のことです。
●イエスが地上再臨したときの受け皿になるための条件とは、
◎イエスの教え『シルバーバーチの霊訓』を正しく理解し、それを正しく実践して、自分自身を救う」ということです。そして、
◎「自分の地上人生を『シルバーバーチの霊訓』の普及のために捧げる」ということです。さらには、
◎「『シルバーバーチの霊訓』の内容を整理し体系化する」ということです。
イエスは、次のように語っています。
◆「私は100年前より60年間、シルバーバーチをマウスピースとして霊訓を降ろしたわけだが、 真理普及のためには、どうしてもその真理に対する正しい理解と正しい実践が必要である。 (中略)そこでモーリス・バーバネルが他界した1981年に、スピリチュアリズム普及会の前身である心の道場を発足させた。 そして40年かけて真理の正しい理解と正しい実践という両面を確立するための計画を、実行に移してきたのである」 (イエスからの通信 2021.09.16)
◆「(私の地上再臨は)私がつくったこの地上のサークルが、どこまで地上再臨のための強固な足場となれるかが、 重要なカギだった。何よりもメンバーが、『シルバーバーチの霊訓』をどれだけ深く理解し、忠実に実践に移せているか、 それに向けて真理を整理し体系化させるよう働きかけたのである」(イエスからの通信 2021.09.24)
◆「スピリチュアリズム普及会を、『シルバーバーチの霊訓』を中心とする拠点の見本、霊界の大霊団が唯一認める地上の拠点として、 私はここに再臨した。これからは、これを主流とする。本物のスピリチュアリズム・真のスピリチュアリズムは現在のところ、 世界のどこを見渡してもここしかない」(イエスからの通信 2022.09.17)
次に、イエスの地上再臨のために不可欠な『シルバーバーチの霊訓』の思想体系化について見ていきます。
(*)イエスの導きの中で完成した「スピリチュアリズムの思想体系」
――イエスの地上再臨のためには、『シルバーバーチの霊訓』の思想体系化が不可欠でした。 イエスは、地上人が膨大な『シルバーバーチの霊訓』の内容を正しく理解するためには、 それをせ整理し体系化することが不可欠であると考えていました。つまり、
イエス計画は、
◎『シルバーバーチの霊訓』と「スピリチュアリズムの思想体系」の二本立てで進めていくというこです。
・『シルバーバーチの霊訓』は、“真のバイブル”となっていくものであり、
・スピリチュアリズムの思想体系は、膨大な『シルバーバーチの霊訓』の内容を正しく理解し実践するための手引書・参考書となるものです。 そして、
◎イエスを中心とする「真のスピリチュアリズム」が、日本から世界へと拡大して行き、霊的同胞世界が確立ようになるのです。
◆「この思想体系がなければ、人類は『シルバーバーチの霊訓』があっても、宝の持ち腐れであろう。 当時のホームサークル(*英国での交霊会)に出ていたスピリチュアリスト、『シルバーバーチの霊訓』を編集したスピリチュアリストでさえ、 高い理解ができていたかと言えば、そうではなかったのだ。(中略)思想体系の威力は、 これから計り知れないくらい広範囲にわたって波及していくことになる。この思想体系はイエスの思想であり、 『シルバーバーチの霊訓』というバイブルを地上人がいかに実践し、霊的成長して、魂の救いを得るかという救いの書である。 『シルバーバーチの霊訓』+思想体系のセットで世界に打ち出す。これが、この先二千年の地球と地球人類の運命を決するのである」 (イエスからの通信 2022.10.07)
◆「私は『シルバーバーチの霊訓』、つまり神の承認を得た真理を広めるのと同時に、その信仰実践の見本を世に示したいと強く願っている。 これがセットでなければ、人類救済は達成できないからだ」(イエスからの通信 2021.09.22)

◎イエスの地上再臨に向けた二千年にわたる壮大な準備のプロセスについて見てきました。 地上再臨をを実現するためにイエスが立てた綿密な計画を学ぶことによって、イエスの計画の背後にある イエスの愛・地上人類を救いたいとする純粋で大きな愛が、ひしひしと伝わってきました。 イエスの地上再臨の生き証人として、また、霊的真理普及の道を突き進んでいることに、 心からの感謝と喜びを実感しています。

<参加者の感想>
今日は、イエスの地上再臨の準備のプロセスについて学びました。イエスが地上で肉体死を経て霊界に行った後も、 地上の救済のために長い年月をかけて準備されたプロセスを、イエス本人からの直接の通信が聞けるということは、本当に驚くことだと思います。 今日のキリスト教信者たちが2000年間もイエスの再臨を待ち望んでいるにも関わらず、今現在、 地上再臨されていることを知らずに、また、知ったとしても信じずに自分たちの宗教の教義しか信じていないことに、 イエス自身どれだけ深い苦しみと悲しみの中にいることだろうと思いました。これからも学びを深めていきたいと思います。」




・・スピリチュアリズムの思想体系(1)「人間観」「死生観」「人生観」・・
(2024年11月17日)

スピリチュアリズム思想の最高峰である「シルバーバーチの霊訓」の正しい理解のためには、 膨大な霊的知識を体系的に理解しなければなりません。重要ポイントを押えた有機的理解が必要です。
今回の学習では、
○「スピリチュアリズム思想の大樹」(スピリチュアリズム思想の枠組み)
○2つの全体像の復習(大樹の幹)
「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」
「宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」
○スピリチュアリズムの思想体系(1)(2)(3)(大樹の大枝)
さらには、「スピリチュアリズムの思想体系(1)の中から、 「人間観」「死生観」「人生観」(大樹の小枝・思想テーマ)
などについて学びを深めました。

*人間が今後たどっていく道筋を中心に真理を整理したものが、「スピリチュアリズムの思想体系(1)」です。 その中で、(ア)「人間観」(イ)「死生観」(ウ)「人生観」の3つについて見ていきます。

(ア)「人間観」:人間とはどのような存在なのか。
1)人体の構成・人体の仕組みは、どのようになっているのか。
2)霊と魂(霊の心)とは、何か。
3)心・意識とは何か。
などについて、以下はその概要を記しています。
1)地上の人間は、霊体と肉体の2つの身体の重複構造であり、この2つの身体は、同一場所に存在しています。 さらに、天使的要素(霊・霊の心・霊的身体)と動物的要素(肉体・本能)とで構成されています。 人間はこれらの5つの要素から構成されています。
2)霊と霊の心(魂)とは、何か。また、5つの構成要素間の上下関係とは、
「霊」が人間の一番の核(中心・本質)です。「霊」は神の分霊(霊的モナド)です。 「霊の心」は、この「霊」の表現体あるいは道具・外皮に譬えることができます。 「霊の心」は、知性・感情・意志として表現されます。同様に「霊体」は、「霊の心(霊的意識)」の表現器官・道具・外皮と言えます。 本能と肉体の関係もこれと同じで、本能が主人で肉体が従者・道具のようなものです。
ここでもう1つの重要な点は、「霊・霊の心・霊体」の3つの「霊的要素」は、「本能・肉体」という2つの「物質的要素」より上位にある ということです。すなわち「霊的意識」は「本能」より上位に、「霊体」は「肉体」より上位にあるということなのです。 これが5つの構成要素の上下関係です。これが、神の摂理にそった在り方なのです。
それでは、人間の核(本我・真我)である「霊」が成長すること・霊的成長とは、どのようなことなのでしょうか。3つの定義を見ていきます。
■魂の窓を開いて、より多くの霊的エネルギーを取り入れられるようになること
■無限の可能性を秘めた分霊(ミニチュアの神)から、可能性を引き出していくプロセス
■神の完全性に近づいていく歩み
と、定義することができます。
3)心・意識とは、何か。
一般の地上人は、霊の心(霊的意識)と肉の心(肉体本能的意識)を合わせたものを、一つの心として認識していますが、 霊の心と肉の心の区別はつきません。また、地上人が心として自覚しているのは、霊の心の一部分と肉体本能的意識です。

(イ)「死生観」:死とは何か。死とはどのようなものなのか。
死とは、霊体と肉体を結び付けているシルバーコード(半物質)が完全に切断されることです。幽体離脱(臨死体験)に よっても死に至らないのは、シルバーコードがどこまでも伸びる性質があるためです。死によって、肉体は消滅しますが、霊体は霊界で生活することになります。
死は悲劇・不幸ではありません。死とは、喜び・希望・祝福すべき時なのです。

(ウ)「人生観」:地上人生の目的・価値観。
人間は誕生して死を向えるまでの間、地上生活をどのように捉え、どのように生きたら良いのでしょうか。
3つのパターンに分けて見ていきます。以下がその概要です。
1)唯物論者の人生観
人生は“死”によって終わる、死は消滅である。生きている間にできるだけ物欲・肉欲を満たし、楽しまなければ損であるとする「物質中心主義」。
2)宗教の人生観
人生は“死”によって終わることはないが、死後の世界は、地上人生の延長・つけ足し。
霊界に対する正しい知識が乏しいため、建て前では「物質的価値観」を否定するものの、実際には一部の人間を除いて 「物質的価値観」に支配されている。
3)スピリチュアリズム・シルバーバーチの人生観
霊界での人生がメインであって、地上人生はサブ的なもの。
地上人生は、一時的な仮の人生であり、霊界での生活のための準備期間。
地上人生のすべては、霊界での永遠の歩みにおいて必要な基本的な「霊的成長」を達成すること。「霊的成長至上主義」。

ここで、
*「地上人生の目的」とは、何でしょうか。それについて見ていきます。
■地上人生は、永遠の霊性進化(霊的成長)の道のりのひとコマ・ほんの一瞬の期間です。が、地上世界は、 物質世界でのさまざまな体験を通して霊的成長をなす場所なのです。
■地上人生は、死後に訪れることになる本来の住処である霊界での生活に備えて、準備をするためにあります。
■地上人生は、地上世界での苦しみや困難を甘受し、霊界における本当の喜びと幸福を得る準備をするためにあります。
■また、地上人生は、前世での「カルマ」を清算して、霊的成長の道をリセットするためにあります。

高級霊界から降ろされた地上人類にとっての最高の叡智である「シルバーバーチの霊訓」の「霊的真理」は、 膨大な量に及びます。それらを正しく理解するためには、部分的・限定的に理解するのではなく、 全体的に重要ポイントを押えて理解することが必要です。
スピリチュアリズム思想を体系的に理解することによって、「霊的真理」の理解がより深いものになっていきます。
思想体系を正しく理解することは、「シルバーバーチの霊訓」の真髄を理解することになるのです。

<参加者の感想>
「今日はスピリチュアリズムの思想体系について学びました。
私たち人間は、天使的要素と動物的要素の2つを持っていて、日々の生活の中で、いつも動物的意識に引っ張られていることを感じました。
肉の心と霊の心は、一般人には、区別がつきにくいが、これは霊的真理を学んでいけばいくほどに自覚できるものなので、 あとは実践していくことが必要なのだと思っています。
私も霊的成長のために、利他的に生きる、霊主肉従、苦しみの甘受を意識しながら、毎日を大切に生きていきたいと思いました。」




・・「霊界主導の大宗教革命」・・
(2024年10月26日)

「スピリチュアリズムとは、どのようなものなのか」というテーマについては、 2つの全体像が示されていますが、 今回は、「宗教の観点から見たスピリチュアリズム全体像」について学びました。
前回は、地上の宗教の問題点について学びました。
地上の宗教は、霊的無知から間違った教えを説き、組織を作ることによって、エゴを増大させ、 人々の魂を霊的牢獄に閉じ込め、霊的成長を妨げてきました。
宗教の本来の使命を果たすことができなかった地上の宗教は、人類にとって存在しない方がよい、 まさに人類にとっての敵と言うべき存在になってきました。
今回は、「霊界の宗教」(A)とは、どのようなものなのか。また、「真の宗教」(B)とは、どのようなものなのか。 さらに、「人類史上最大の宗教革命は、どのようにして進められていくのか」(C)などについて学びを深めました。

では、霊界の人々が地上にもたらそうとしている「霊界の宗教」とは、どのようなものなのでしょうか。
(A)「霊界の宗教」とは、(4つのポイントに整理して見ていきます。)
1)すべての霊が、「唯一・共通の宗教」を信じている
2)信仰対象は大霊である「神」と神が造った「摂理」
ーーーーすべての霊が、神の摂理による支配を認識している
3)摂理に一致した生き方が、そのまま信仰実践となっている
ーーーー霊的成長に関わる「利他性の摂理」と「カルマの摂理」
4)霊界の宗教には、地上のような宗教組織や宗教形式はない
ーーーーあらゆる点で、地上の宗教とは正反対
◎地上の宗教とは、対局にある霊界の宗教について見てきました。
霊界人は皆、敬虔な信仰者なのです。霊界の宗教はすべてにおいて地球上の宗教を超越した高次元の宗教なのです。
それでは、地上人にとって、「真の宗教」とはどのようなものなのでしょうか。
(B)「真の宗教とは(正しい宗教の定義)」(5つのポイントに整理して見ていきます。)
1)信仰対象は、大霊である「神」と「神の摂理」
2)摂理に一致した生き方(摂理にそった日常生活での実践)
3)宗教組織や宗教形式(教祖・教義・儀式・布教活動・宗教的施設)は必要ない
4)自らの努力によって自分自身を救う自力救済的生き方
5)一人一人の霊的成長と、霊的同胞世界の確立を目的とした生き方
◎真の宗教の目的は、一人ひとりの人間においては霊的成長であり、地球人類全体としては霊的同胞世界の確立にあります。 個人の救いと全人類の救いを共に成就する生き方、それが真の宗教・本物の宗教なのです。
「真の宗教」とは「霊界の宗教」のことであり、それは今、地上で展開している「スピリチュアリズム(超宗教)」のことです。 「スピリチュアリズムという超宗教」こそが、地球上唯一正しい宗教なのです。スピリチュアリズムは、霊界の宗教を手本にした宗教であり、 霊界の人々にとって常識となっている摂理にそった利他的な生き方のことなのです。
それでは、
(C)「人類史上最大の宗教革命のプロセス」について見ていきましょう。
1)霊的真理の普及にともない、地上の間違った宗教は消滅していくことになります。
◎スピリチュアリズムによる宗教革命は、武力闘争・流血とは、無縁です。 間違った宗教を一掃し、霊界の宗教に置き変えようとするスピリチュアリズムの宗教革命で用いる武器は、「霊的真理」です。
2)スピリチュアリズム(霊界における唯一の宗教)が地上に確立するには、長い期間がかかる(何百年〜千年)
◎スピリチュアリズムの宗教革命は、短期間になされるものではありません。 スピリチュアリズムという霊界における唯一の宗教が、地上に確立するには長い時間がかかります。何百年から千年の時が必要です。
3)スピリチュアリズムによる宗教革命の成功はすでに確定しているが、革命が完全に達成されるまでは悲劇・不幸・苦しみが続くことになる
◎霊的真理の普及にともなって地球上の悲劇は徐々に減っていきます。 しかし、革命が完全に達成されないかぎり悲劇が根絶されることはありません。
***************************
スピリチュアリズムは、「霊界主導の人類史上、最大の宗教革命」です。 別の言い方をすれば「霊的真理による地球上、最大の宗教革命」と言うことができます。
「シルバーバーチの霊訓という最高次元の霊的真理」によって成し遂げられる「霊的革命」なのです。
スピリチュアリズムによる宗教革命とは、「霊的真理の普及によって、地球上のすべての宗教を、 霊界の宗教に置き換えようとする宗教の大変革のこと」なのです。

シルバーバーチは、「間違いなく言えることは、新しい世界の種子がすでに地上界に根付いているということです。」
「永い間、地上世界を束縛してきたものとの戦いにおいて、私たちは一歩も退きません。 宗教の名のもとに築かれてきた教義とドグマと儀式の宗教に対して戦いを挑んでいます。」と語っています。
地球人類の救いを願うイエスを中心とする億万の高級霊たちの決意は、霊界からの強いエネルギーとなって地上世界へと注がれています。 霊界主導の宗教革命が少しでも早く実現することができるように、霊界の良き道具を目指して精進してまいります。

<参加者の感想>
「今日は、宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像を学びました。
地上で無知なる人間が説く宗教は、すべて失格であり、宗教がもとで戦争や争いを引き起こし、 人間の霊的成長を妨げていることをあらためて感じました。神を損じる者たちは、誰もが幸福を願っているはずなのに、 この地上の結果を見れば、本来の使命を果たしていないのは明らかです。早く既存の宗教が一掃されることを願っています。 そして、多くの人たちが、このスピリチュアリズムを知ってほしいと思いました。」




 ・・「地上の宗教の実態」・・
(2024年9月8日)

人々を死の恐怖から救い出し、「神」や「死」についての正しい霊的事実を示すことが、宗教の使命です。 しかし、地上の宗教はその使命を果たすことができませんでした。
地上の宗教は、どこが間違っているのでしょうか?
地上の宗教の実態・地上の宗教の問題点について、シルバーバーチの言葉をひも解きながら、理解を深めました。

1)1つ目の問題点:地上の宗教は「霊的無知から間違った教えを説いている」

「宗教についての真実を申せば、真理のすべてを説いている宗教などあり得ないということです。 どの宗教もほんのわずかな真理しか理解していません。しかも悲しいかな、そのわずかな真理さえ永い年月のうちに歪められ、 狂信家によって捏造されております。(地上人類への最高の福音The Seed of Truth・P112/6〜9)」

地上の宗教は、霊的無知のために霊的事実とは異なる教義・人工的な教義が、神の言葉であるとして、 宗教活動、布教活動をおこなってきました。地上には真実の教えを説いている宗教は、一つもありません。 宗教は霊的無知から間違った教えを説き続けてきたのです。

2)2つ目の問題点:地上の宗教は「本来の使命を果していない」

「宗教の使命は、人類の霊的成長を促すこと」です。しかし、霊的無知の状態にある宗教には、 人々を霊的成長へと導くことができませんでした。人々を霊的成長へと導き真の救いに至らせるという 本来の使命を果たすことができなかった地上のすべての宗教は、失格なのです。

3)3つ目の問題点:地上の宗教は、「人類にとって有害な存在となっている」

「宗教の教義(信条)による束縛は、地上界の悲劇の一つです。 それは重い疫病よりも悪質で、肉体の病気の苦しみよりも、はるかに酷い苦痛をもたらします。 なぜなら、それは”魂の病“を生み出し、霊に目隠しをしてしまうからです。(シルバーバーチの教え・上・P124/6〜8)」

地上の宗教は、間違った教え、人工的な教えを説いて、人々の魂を霊的牢獄に閉じ込め霊的成長の道を奪い続けてきました。 信者たちを洗脳し、盲信、狂信という霊的成長とは無縁な方向へ向かわせてしまいました。間違った教えによって人々の魂を束縛し、 霊的成長の道を閉ざしてしまった地上の宗教は、人類にとって極めて有害な存在になってしまっているのです。

4)4つ目の問題点:地上の宗教は「組織エゴを増大させ、地上に戦争・紛争などのさまざまな悲劇をもたらしている」

「地上には永い間、あまりにも多くの宗教が存在し、それぞれに異なる教えを説いてきました。 しかし、それらの宗教が最も大切にしてきたものは、実際には何の価値もありません。(中略)いたずらに人類を分裂させ、 障壁をつくり、国家間さらには家族間にも無用の争いを招いてきました。論争を引き起こし混乱と不調和を助長することばかり行ってきました。 神の子供たちを一つに結びつけることに失敗してきたのです。(シルバーバーチの霊訓4 Silver Birch Anthology・P216/LB2〜P217/5)」

大半の宗教は、組織を作り、勢力の拡大を図っています。 霊的無知と組織エゴから作り出された偽りの教えによって、洗脳された信者たちは、自分たちの教えだけが正義であると考えるようになり、 他の宗教に敵意や憎悪を抱くようになります。それによって、宗教間、宗派間の対立が後を絶たないのです。
本来人々の心を一つにして、地上に平和をもたらさなければならない宗教が、組織エゴを増大させ、人々の間に対立を生み出し、 地上に戦争・紛争などのさまざまな悲劇を引き起こしているのです。

*霊的視点に立って、地上の宗教の実態を見た時、
地上の宗教は「人類にとって存在しない方がよい」、まさに”人類の敵“というべき存在になっているのです。

◎「地上の宗教の問題点」 * 4つのポイント *
1)霊的無知から間違った教えを説いている
2)本来の使命を果たしていない
――――宗教の使命は、人類の霊的成長を促すこと
3)人類にとって有害な存在となっている
――――人々の魂を霊的牢獄に閉じ込め、霊的成長を妨げている
4)組織エゴを増大させ、地上に戦争・紛争などのさまざまな悲劇をもたらしている
< 地上の宗教は、霊的に見るとすべて失格 >

地上の宗教は、霊的無知から間違った教えを説き、組織エゴを増大させ、さまざまな悲劇を生み出す元凶となってきました。 人間にとって最も大切な霊的成長の道を奪い続けてきました。そのような地上人類を救済するために、イエスは、宗教革命を起こしたのです。
正しい霊的事実を知ってもらい、どのようのすれば本当の幸せを手にすることができるのかを地球人類に分かってもらうために、 霊界から霊的真理・霊的知識を降ろすことを決意したのです。
  イエスが主導して、間違った地上の宗教を一掃しようとする人類史上”最大の宗教革命”は、イエスの地上再臨によって、 勢いを増して達成されることになるのです。

<参加者の感想>
「今日は地上の宗教の間違いについて学びましたが、本当に自分も若い頃から何十年もその教義に閉じ込めれ、 自分たちの教義のみが正しい、自分たちこそが世界を変える、と思いこんできました。
たしかにその中にはたくさんの体験や経験あったものの、その時期に魂が解放されず萎縮して 過ごしてきた期間を取り戻せないと思いました。
今、私は本当にその洗脳から抜け、このように素晴らしいスピリチュアリズムに出会うことができたことに感謝の思いでいっぱいです。
しかし、一方で、共に歩んできた多くの教会の仲間達たちが未だに洗脳から抜けだせず、間違った教義が染みんでいる姿を見ると、 そこから抜け出すことはとても難しいのだと感じました。
その人たちも元々は、純粋な気持ちで宗教につながり、誰よりも神様のために、世界平和のために、人類の永遠の救いのためにと、 生涯、自分を犠牲にして活動してきたのにも関わらず、実は霊的牢獄に縛り付けられて、それが死後にも持ち越され、 霊界下層に多くの狂信的地縛霊を生み出し、暗黒の地獄状況をつくり出す結果になるとは、可哀想で仕方ありません。
そのような多くの魂たちに、早く時が訪れ、解放されることを願うばかりです。」



・・「キリスト教の人工的教義の間違い」と「イエスの教え」・・
(2024年7月14日)

「9章 キリスト教の人工的教義の間違い(シルバーバーチの教え・上)」と
「◎イエスの本来の使命と、生前のイエスの教え ――イエスは生前、どのような教えを説いたのか (インフォメーションNo.37) 」 のポイントを押えながら、
キリスト教の教義がいかに間違っているのか。
イエスは、どのような教えを説いたのか。などについての理解を深めました。

「ナザレのイエスは、そんな目的(贖罪)のために降誕したのではありません。
人間はいかに生きるべきか、いかにすれば内部の神性を顕現させられるかを教えるために地上界へ降りてきたのです。 キリスト教の神学は、地上世界にとってまさしく“災いのもと”です。(シルバーバーチの教え・上・P152)」 とシルバーバーチ は語っています。
霊界にサタン(堕天使・ルシファー)は存在していません。 人類の始祖であるアダムとエバの原罪もありません。 原罪がないからには、救世主キリストによる贖罪も必要ありません。 メシアによる救いは、必要ないことになります。
キリスト教は、イエスの“愛の教え”を、“贖罪の教え”にすり替えてしまいました。
「贖罪論」が、キリスト教の教義の中心となったのです。
イエスの“愛の教え”は、”愛の宗教”から“贖罪の宗教”へと、塗り替えられてしまいました。 イエスが生前、明らかにしようとした教え(基本的な真理)とは ”神と隣人への愛” そして、“隣人愛”を“人類愛”にまで高めた愛の教え でした。
イエスの教えは、まさに“愛の実践”と言うことだったのです。

2千年前にイエスが説いた「神を愛し、自分を愛するように隣人を愛する」という教えは、 現在のスピリチュアリズムにおける教えと同じものです。
愛を最高のものとしたイエスの教えは、 シルバーバーチが重要視する愛の教え・利他愛の実践と同じものなのです。
「自分を愛するように、隣人を愛せよ」というイエスの言葉は、その事を見事に言い表しています。
さらに、イエスには、もう1つの使命 がありました。
シルバーバーチは「イエスには使命がありました。それは、当時の民衆が陥っていた物質中心の生き方の間違いを説き、 真理と悟りを求める生活へ立ち戻らせ、霊的法則の存在を教え、 自己に内在する永遠の霊的資質についての理解を深めさせることでした。(Wisdom of Silver Birch)」 と語っています。
イエスのもう一つの使命、それは、人々を「霊優位の生活」に導くことでした。
「物質中心の生き方」を「霊的真理にそった生き方」に変えることでした。

スピリチュアリズム思想の最高峰である「シルバーバーチの霊訓」、人類にとっての「真のバイブル」となっていく 「シルバーバーチの霊訓」。
シルバーバーチが説く最重要項目である「利他愛実践の生き方」と「霊中心・霊優位の生き方」は、 「神と隣人を愛する、敵をも愛する」というイエスの「愛の教え」 さらには「物質中心の生き方を改め、霊的真理にそった生き方をする」といったイエスの「霊中心の教え」そのものなのです。

<参加者の感想>
「地上にたくさんの宗教はありますが、どれも天から見たら完璧さを備えるものはないことがわかりました。 特に教祖やイエスに繋がらなければ神に繋がれないなどという教義は全くの間違いであり、誰でもどんな人であれ、 自分の中に神性が内包されており顕現することができるという真実がわからず、長い間人類が無知でいたのだと思いました。
また、イエスの本来の教えもキリスト教によって間違って伝えられているところもあります。 愛の教えと、物質中心の生き方を霊的真理にそった生き方に変えるという実践をしていくこと、 利他愛の実践をしていくことが、イエスの本来の願いであり、 それを知った私たちもそのように生きていかなければ生けないことを強く感じました。
こてからも霊的真理を学び、少しずつ生活の中で意識をし、実践できるように頑張りたいと思いました。」


・・「地上の宗教の間違い」・・
(2024年6月23日)

スピリチュアリズムの宗教革命とは、どのようなものなのでしょうか。
「8章 地上の宗教の間違い(シルバーバーチの教え・上)」に記されているシルバーバーチの言葉をひも解きながら、 イエスはなぜ宗教革命を起こしたのか、地上の宗教はどこが間違っているのか、についての理解を深めました。

人間は、宗教にすがり救いと幸福を求めてきました。 特に、「死後の救い」を宗教に求めて続けてきました。 人間にとって宗教は、必要不可欠なものだったのです。
宗教の意義とは、どのようなものなのでしょうか。
宗教の使命とは、人々に「神」にいて、そして「死」についての正しい知識を示すことです。 しかし、地上の宗教は、その使命を果たすことができませんでした。

シルバーバーチが指摘する地上の宗教の間違いとは、どのようなものなのでしょうか。
「宗教の教義(信条)による束縛は、地上界の悲劇の一つです。それは重い疫病よりも悪質で、 肉体の病気の苦しみよりも、はるかに酷(ひど)い苦痛をもたらします。 なぜならそれは「魂の病(やまい)」を生み出し、霊に目隠しをしてしまうからです。(P124)」また、
「信条・ドグマ・教義・儀式・祭礼・ステンドグラス・祭壇・法冠・外衣――こうしたものが いったい宗教と何の関係があると言うのでしょうか。宗教は霊と一体関係にあります。 霊はすべての創造物に宿り、生命のあらゆるリズムと生命現象の中で自らを現し、 大自然のあらゆる側面に顕現し、人類の進歩のために寄与している理想主義者や改革者を鼓舞しています。 その霊が一つの教義と何の関わりがあると言うのでしょうか。(P130)」とも、シルバーバーチは語っています。

地上の宗教は、霊的無知から間違った教えを説き、信者たちを洗脳し、魂を霊的牢獄に閉じ込めてきました。 宗教の本来の使命である人類の霊的成長を促すことができなかったのです。 そして、組織エゴから、宗教が引き金となった宗派間の紛争や戦争を引き起こしてきたのです。

スピリチュアリズムは、宗教革命です。
イエスが、霊的真理を地上にもたらしたのは、地上の全ての宗教をなくするためです。
地上の悲劇の元凶となっている地上のすべての宗教は、長い年月をかけて、霊界の宗教に置き換わっていくことになるのです。

<参加者の感想>
「この地上で苦痛を体験し、霊的救いを求めてたどり着いた宗教であるのに、地上の全ての宗教が間違いであり、 逆に霊的牢獄に閉じ込められてしまっているということに、本当に悲惨な現状を生み出してしまっていることを感じました。
儀式や美しい教会の建物、儀式などを崇拝し、教祖(人間)を神のように称えてしまっている宗教がどれだけ多く、 そこにしがみつく信者の数もどれだけ多いかと思うと胸が痛くなります。しかしながら、今は幽界の整理もされ、 この地上においても宗教が整理され淘汰されていくことを知り、多くの魂たちが束縛から解放され自由な魂となり、 霊的真理にたどり着いたら良いなあと思いました。」





・・「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」・・(その?)
(2024年5月16日)

(1)「スピリチュアリズム運動とは・・・霊界主導の地球人類救済計画」
(2)「スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像」
(3)「霊的真理を地上に降ろすまでのプロセス」
(4)「霊的真理から救いに至る自力救済のプロセス」
前回までの(1)(2)(3)の復習と
(4)「霊的真理から救いに至る自力救済のプロセス」について学びました。

霊的真理を降ろすまでのプロセスは、霊界側の責任です。 霊界側の周到な準備と根気強い働きかけによって、霊的真理は、すでに降ろされています。 その霊的真理を受け取った後は、地上人の責任となります。 地上人の責任において進めていかなければならない霊的成長のためのプロセスについて学びました。

■霊的真理を受け入れ、それを人生の指針にしようと決意した時、霊的覚醒(魂の新生)がなされ新しい人生を歩み始めることになります。
霊的真理を人生の指針とするためには、それらを正しく理解し、正しく実践することが必要です。 霊的真理の上に実践を積み上げる生き方が、スピリチュアリストとしての正しい生き方であり、霊的人生です。 すなわち、神と神の摂理に対する絶対信頼を勝ち取ることが正しい信仰実践と言えます。
霊的真理を正しく理解し(ア)、正しく実践すること(イ)、真理の上に実践を積み上げていく歩みを継続していくことによって、 霊的成長という最高の霊的宝・真の救いを手にすることができるようになるのです。

(ア)「霊的真理の正しい理解」とは、以下の2つの内容を意味しています。
*1つは、霊的真理の全体を正しく把握すること・体系的理解です。 全体像を把握することや骨組みとなる重要ポイントを押え、それらを関連づけて把握することが必要です。
*もう1つは、霊的人生を歩むためには何を実践すべきかを正しく把握することが必要です。 実践の指針となる霊的真理の理解・実践知の理解が必要です。

*正しい理解ではなく、「間違った理解」とは、以下のような内容です。
■部分的・断片的理解
■どちらでもいい知識にとらわれる(現象レベル止まり)
■知識を集めるだけで実践に無関心(知的好奇心レベル)

(イ)「霊的真理の正しい実践内容」とは、以下の4つの内容を意味しています。
1)霊主肉従の努力(ものの見方・考え方・行動のすべてを霊中心にする)
2)利他愛の実践(周りの人々や動植物への愛の実践)
3)利他愛の実践(霊的真理の伝道・全人類に対する利他愛の実践=最高次元の利他愛の実践)
4)苦しみへの正しい対処(苦しみの甘受)
さらに、*4つの実践を支える強力な手段が”祈り”です。

これらを正しく実践していくことによって、物質中心主義と利己主義を拭い去り、 霊中心主義と利他主義を自分のものとすることができるようになっていきます。 そして、地上人生の目的である霊的成長という真の救いを達成することができるのです。

■スピリチュアリズム(スピリチュアリスト)には、3段階あります。
スピリチュアリズムの3つのレベルとは、
「現象レベルのスピリチュアリズム」、 「知識・思想レベルのスピリチュアリズム」、「実践・信仰レベルのスピリチュアリズム」の3つです。 実践・信仰レベルのスピリチュアリズムが、「ハイレベル・スピリチュアリズム」ということです。
スピリチュアリズムに3段階あるということは、スピリチュアリストも3段階あるということです。
以下が、その内容の概要です。
*「現象レベルのスピリチュアリズム(スピリチュアリスト)」
 キーワード:「心霊現象・心霊研究・不思議なものへの好奇心」
*「知識・思想レベルのスピリチュアリズム(スピリチュアリスト)」
 キーワード:「霊的知識・霊的思想への知的好奇心(知識欲)」
*「実践・信仰レベルのスピリチュアリズム(スピリチュアリスト)」
 =「ハイレベル・スピリチュアリズム」
 キーワード:「信仰実践・霊的向上心・霊的成長」

◎スピリチュアリストは、現象レベルや知識・思想レベルを土台として、それらを超えて、 実践・信仰レベルのスピリチュアリストでなければなりません。
実践・信仰レベルのスピリチュアリストであって初めて、 霊的成長という「真の救い」を手にすることができるのです。

「霊性は書物からは得られません。先生が授けるものでもありません。 自分自身の生活の中で、実際の行為によって体得しなければなりません。『シルバーバーチの霊訓(1)』(潮文社)p.148」と シルバーバーチは語っています。
霊的知識は、日常生活において活用していかなければなりません。まさに、修養的生活といえます。 霊的成長の道は、どこまでも自力救済の歩みなのです。
イエスを中心とする霊界の人々の願いは、地上人類が霊的成長を達成することです。
そのためにシルバーバーチの霊訓という真実の霊的知識・人類最高の霊的叡智が降ろされたのです。
霊的真理の正しい理解とそれを実践していくことは、相当な努力が必要とされますが、霊的真理を知的に理解し、 それを実践することによって、霊的真理が自分自身の血となり肉となっていきます。
霊的真理の正しい理解と正しい実践という歩みを繰り返していくことによって、 神と神の摂理に対する絶対信頼を持つことができるようになるのです。

<参加者の感想>
「今日は、霊的真理から救いに至る自力救済のプロセスについて、学びました。 今日の学びで私自身のレベルが分かりました。間違った霊的真理の理解ということです。 知識を集めて知識にとらわれ断片的な理解というところです。これから霊的真理を正しく理解して実践していけるようにしたいです。 また、人間のレベルで100%の利他愛の実践はできないにしても、私ができることを精一杯努力していきたいと思いました。」

「何回かに分けて、救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像を勉強しました。 同じところを何回も復習してもらったので、ようやく理解ができたようです。 が、まだ自分自身の頭の中で整理できていないし、説明するとなると難しいところはあります。 今日の学びの自力救済のプロセスはとても大切な内容です。まだ整理できていないところは多いのですが、 霊的真理の全体を知って、自分から変わっていき、霊的成長ができるようにしたいです。」





・・「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」・・(その?)
(2024年4月25日)

「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」
(1)スピリチュアリズム運動とは・・・霊界主導の地球人類救済計画
(2)「スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像」
(3)「霊的真理を地上に降ろすまでのプロセス」
前回までの(1)と(2)の復習と
(3)「霊的真理を地上に降ろすまでのプロセス」について学びました。

地上のさまざまな悲劇の元凶は、人類の霊的無知にあります。
霊的無知から物質中心主義と利己主義が発生し、さまざまな悲劇が地球を覆ってしまいました。 霊的無知を解決するためにイエスを中心とする高級霊は、地上に霊的真理をもたらすことを計画しました。 極度の霊的無知の状態に陥っている地球人類に、いきなり霊的真理を降ろしても、それを受け入れることはできない ということを霊界側は分かっていました。
霊界側は「霊魂説」(ア)を証明するために、まず「心霊現象」を起こしました。
「霊魂説の証明」は、次の段階である「霊界通信」の準備となっています。
霊界側は数々の段階を経て、「霊界通信」によって「霊的真理・霊的知識」を地上にもたらすことに成功しました。
スピリチュアリズムによってもたらされた特に優れた「霊界通信」を「世界三大霊訓」(イ)と言います。 その中で最も傑出しているものが「シルバーバーチの霊訓」(ウ)です。
地球人類は「シルバーバーチの霊訓」によってもたらされた最高次元の霊的思想を受け入れることによって、 霊的無知を克服し、魂の新生をなし、霊を中心とした新しい生き方へと歩み始めることができるようになったのです。

(ア)「霊魂説」とは、
■人間は死後も霊として存続する
■霊の住む死後の世界(霊界)が存在する
■霊界にいる霊は地上に働きかけることができる
と言うものです。
霊の存在、霊魂の存在を明らかにするために、心霊現象を演出しなければならなかったことについて、 シルバーバーチは「大霊の子供たちが霊的なことからあまりにもかけ離れてしまったことにより、 大霊の摂理を教えるためにラップなどの物理的心霊現象を用いなければならなかったことを残念に思います。 (シルバーバーチの教え・上・55)」と語っています。
霊界側がスピリチュアリズム運動の第一歩を物理的心霊現象から始めなければならなかったのは、 地上人のあまりにも酷い霊的無知のためだったのです。

(イ)「世界三大霊訓」とは、
■「霊の書」:アラン・カルデックが編集:通信霊 聖ルイ(仏)
■「霊訓」:霊媒ステイントン・モーゼス(英)
■「シルバーバーチの霊訓」:霊媒モーリス・バーバネル(英)
のことです。
スピリチュアリズムによる数ある霊界通信の中から、厳しい検証を経て選び抜かれた最高次元の霊界通信です。

(ウ)「シルバーバーチの霊訓」とは、・・
「シルバーバーチの霊訓」の特色と意義についても学びました。
以下が、その概略です。
◎「シルバーバーチの霊訓」の特色ーー他の霊界通信にはない独自性・特殊性
*通信霊が超高級霊・・・イエスから高級霊団の代表としての権威・立場が与えられている
*通信内容の卓越性
*地球人類全体の「霊的成長」と「魂の救い」を中心軸としている
*他に見られない特殊な通信方法
   シルバーバーチ霊(通信霊)→レッドインディアン(霊界の霊媒)→
     →バーバネル(地上の霊媒)→交霊会のメンバー(地上人)
*通信内容の”純度の高さ”・・・霊媒の潜在意識を完全に排除
*半世紀以上にもわたる”長い通信期間”・・・100年前から60年間
「質・量ともに最高レベルの霊界通信」と言えます。

◎「シルバーバーチの霊訓」の意義
*スピリチュアリズム思想の集大成(最高のスピリチュアリズム思想)
 スピリチュアリズムの霊界通信の最高峰
*地球上の宗教思想の最高峰(地球上で最高の宗教思想)
 地上の宗教とスピリチュアリズムの違い
 億万の高級霊からのメッセージ
 スピリチュアリズムは地球上で最高の宗教思想・すべての宗教の頂点
*人類史上最高の啓示
 イエスを中心とした何百億という高級霊からの啓示
 イエスの啓示=神の愛・利他愛の摂理=地球人類の霊的成長を促す核心的真理
 シルバーバーチの霊訓=イエスの啓示=イエスの教え
 人類史上の二大啓示・・・イエスの啓示とシルバーバーチの啓示(霊界通信)
*地球人類共通のバイブル(人類救済の最高の書=バイブル)
 スピリチュアリズムはイエス主導の地球人類救済計画
 「シルバーバーチの霊訓」はスピリチュアリズムの最高峰→地球人類救済の教え
 「地球人類共通の思想と信仰」として地球上に普及していく

「シルバーバーチの霊訓」とは、
 ■人類史上最高の霊的叡智
 ■人類にとっての真のバイブル
 ■スピリチュアリズム思想の最高峰
と言えます。

霊界側の万全の努力によって、地上人は、真に価値ある最高次元の霊界通信「シルバーバーチの霊訓」 の霊的思想を学ぶことができるようになったのです。
地球人類を救済したいとする高級霊界の愛の思いが、 さまざまな困難を排除して、イエスの教えと言える最高次元の霊的真理・霊的知識である「シルバーバーチの霊訓」が この暗黒の地上世界に降ろされました。
地上人は、高級霊界から降ろされた愛と叡智を学ぶことによって、 魂の新生をなし、霊中心主義と利他主義のもとで、霊的成長の道を歩み始めることができるようになるのです。
そのような人間が一人またひとりと増えていくことによって、神を中心として生きる霊的同胞世界が現実のものとなっていくのです。

<参加者の感想>
「今日は霊的真理を地上に降ろすまでのプロセスということを学びました。 よく聞く、心霊現象というもは、霊界を知ってもらうために起こされたことだと知り、 霊魂説も霊界からの働きかけでした。地上人は、目に見える物質世界で生活しているので、 なかなかその現象を霊的真理を降ろすまでのプロセスとは思っていません。 私たちはこの人類救済計画を知ってしまったので心を引き締めないといけないという感情が沸いてきました。 この救済計画を達成させるために、長い時間をかけて、進めてこられた霊界側の苦労、苦難を考えると、 何とかまず私の周りの人達だけでも、この超高級霊の通信である最高峰のスピリチュアリズムの教えである シルバーバーチの霊訓を知ってもらいたいと思っています。」

「この地上における暗黒の世界を救うために、イエス様が長い長い年月と段階を踏んで計画され地上に降ろされた霊的知識が シルバーバーチの霊訓であったことを詳しく勉強することができました。 そして、人類の霊的無知を解決するために、一握りの人々のみを救うのではなく、 スピリチュアリズムの最終目的が全人類の救いであると理解できてはいるものの、 一体どれだけの時間が必要であるのだろうかと思いました。 だけど今、私たちはそのイエス様が率いるスピリチュアリズムの最先端で勉強させて頂いていることを改めて聞き、 こんな私に何ができるのだろうと考えさせられます。日々の生活の中で、まず自分の霊的なレベルを 落とすことなく頑張りたいと思います。なかなか私の背後にいる守護霊や指導霊たちを意識することが少なく、 すぐ忘れてしまうので気をつけて意識していきながら、霊界にたずねながら生活していきたいと思いました。」




・・「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」(その?)・・
(2024−03−10)

「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」
(1)スピリチュアリズム運動とは・・・霊界主導の地球人類救済計画
(2)スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像
について学びました。

「スピリチュアリズム運動とはどのようなものなのか」
「誰が、なぜ、どのような目的を持って、どのような方法で、スピリチュリズム運動を進めているのか」
「地上のさまざまな悲劇の根本原因はどこにあるのか」
「さまざまな悲劇はどのようなプロセスを経て発生するのか」
「なぜ人類は、地上の悲劇をなくすことができなかったのか」
「地上人が、実践しなければならないことは何か」
「スピリチュアリズムの最終目的とは何か」
などについての学びを深めました。

イエスが主導して、地上のさまざまな悲劇を根絶しようとする地球規模の壮大なプロジェクトが、スピリチュアリズムです。
地上の悲劇の元凶は、人類の霊的無知にあります。人類が霊的事実について、まったく無知であったためにさまざまな悲劇が、 引き起こされてきました。
霊的無知とは、唯物主義のことです。唯物主義は、本能的欲望の追求を求める快楽主義を生み出します。 そして、お金が一番大切であるとする金銭第一主義に陥ることになります。金銭第一主義とは、物質的価値観と言うことです。 物質的価値観は、お金や物を持つことが幸せであるという物質的幸福感を生み出します。
唯物主義から発生する物質的価値観と物質的幸福感が、物質中心主義です。
お金や物に価値を求める物質中心主義は、自分の利益を第一とする利己主義を発生させ、 物やお金を奪い合う弱肉強食の世界を作り出すことになりました。 そして、そこからさまざまな悲劇が発生することになってしまったのです。
本来、霊的無知の問題を解決するのは、宗教の役目でした。しかし、人類を霊的成長へと導かなければならない宗教が、 霊的無知の状態に陥っていたために正しい導きができず、地上は、不幸と悲劇が蔓延する世界、 まさに悲劇のるつぼ・暗黒の世界になってしまったのです。
イエスを中心とする高級霊団は、人類の霊的無知を払拭するために、霊的真理・霊的知識を降ろしました。
霊的真理を受け入れた人間は、霊的無知から霊的知へと変化していきます。 地上を中心とした考え方から霊界中心の考え方へ変化していくことができるようになります。 物質中心主義から霊中心主義へ、利己主義から利他主義へと変化していくことができるようになります。
そして、神と神の摂理に対する絶対信仰のもとで霊的真理を実践して行くことによって、 霊的成長という真の救いを手にすることができるようになるのです。
そのような地上人が、一人またひとりと地球規模で増えていくことによって、 神を中心とする霊的家族として生きる世界である霊的同胞世界が確立することになります。
スピリチュアリズムの最終目的である全人類の救いが完成した世界では、今地上にあるようなさまざまな悲劇は、 存在しません。まさに、地上天国と呼ぶに相応しい明るい世界なのです。

地上の悲劇は、今もなお終わることなく延々と続いています。
その原因についてシルバーバーチは、「かつて”黄金の子牛”と呼ばれていたものへの崇拝です。 宗教家がすべての生命の根源である霊的実在を解き明かすことができなかったために、圧倒的多数の人間が、 物質こそすべてであり、五感で感じ取れるもの以外には何も存在しないのだと信じるようになっています。 こうしたことは、すべての教会・シナゴーグ・寺院に責任があります。生命の源である根本的な実在に 目を向けさせることに失敗したからです。(最後の啓示・Lift up your Hearts ・P144/LB2〜P145/9)」と語っています。
地上の悲劇の責任は宗教にあるのです。
宗教の間違った教義が、人類を霊的牢獄の中に閉じ込め、霊的成長を阻害し、 宗教間・宗派間の対立から戦争・紛争を引き起こしてきました。 そして、霊界下層に多くの狂信的地縛霊を生み出し、地獄というべき暗黒のスポットを作り出すことになってしまいました。
霊界から見たとき、地上のすべての宗教は、失格なのです。
地上の悲劇の元凶と言える地上の宗教は、スピリチュアリズムによって、徐々に姿を消していくことになります。 スピリチュアリズムという超宗教に置き換わっていくことになります。
イエスの深い愛から起こされたスピリチュアリズムは、イエスの再臨によって勢いを増して進展していくことになりました。 地上を覆うさまざまな悲劇は、スピリチュアリズムによって、姿を消していくことになるのです。

<参加者の感想>
「今日の学びは、スピリチュアリズムの全体像でした。なぜスピリチュアリズム運動が興されたのかという理由は、 あまりにも地上には、嘆き悲しんでいる人々、道に迷っている人々、疑念と恐怖にさいなまれている人々ばかりだからです。 地上人をどうしても救いたいという霊界人の深い愛が、スピリチュアリズム運動の出発点だということが良く分かりました。
学んでいる時、学校教育に霊的真理を取り入れることができれば、さまざまな悲劇が収まっていくのではないかと思いました。 生まれてくる理由、生きていく理由、死んだらどうなるのかなど、誰も教えてくれませんでした。
私たちはシルバーバーチの霊訓を学べていますが、ほとんどの人達が物質中心主義です。
と言うよりも、学ぶ場所が、ある意味競争だし、エリートを増やしたり、利益を得ることが偉い人だと思っているし、 それを目指している人が多い世の中です。
子供の時から霊的知識があると自殺者も減ると思うし、良い世界になるのではないかと思いました。」

「スピリチュアリズムについて、人に聞かれたら全く説明できない自分であると思いました。
私の頭の中でも、まだ整理がついていない感じがします。ただ、この地上における悲劇が終わることなく、 また、さらに大きな悲劇を生み出していることに、イエスをはじめとする高級霊団が心を痛めて、愛の思いから、 この救済計画を興されたことが分かりました。
自分自身がこれから霊的成長をしていくためにも、まずは霊的真理を正しく勉強していかないといけないと思いました。」





・・「スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像」(その?)・・
(2024年2月11日)

「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」について
1)スピリチュアリズムの全体像を学ぶことの重要性
2)スピリチュアリズム運動とは・・・霊界主導の地球人類救済計画
3)スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像
:「地上を覆う6つの悲劇」
などについて、学びました。

1)「スピリチュアリズムとは、どのようなものか」ということを正しく理解しておくことは、 とても大切なことです。
心霊現象や心霊研究や交霊会や霊界通信についての理解を深めることも大切ですが、それらは スピリチュアリズム全体の一部分にしかすぎません。
私たちは、部分的な理解や間違った解釈をすることがないように努めなければなりません。
「スピリチュアリズムの全体像」を正しく理解すること、霊的真理の核心部分を押さえ、重要ポイントを 理解することは、自分自身の学びや伝道においても必要不可欠なことです。
スピリチュアリズムを包括的・全体的に正しく把握することによって、スピリチュアリズムの 素晴らしさを正しく伝えることができるようになるからです。

2)「スピリチュアリズム運動とはどのようなものなのでしょうか」
・「誰がスピリチュアリズム運動を進めているのでしょうか?」
・「スピリチュアリズム運動の目的は、何でしょうか?」
・「なぜスピリチュアリズム運動が興されたのでしょうか?」
現在の地上世界は、さまざまな悲劇に覆われ不幸が蔓延する世界、まさに暗黒の世界・地上地獄になっています。 そのような状態から、いつまでたっても抜け出すことができない地球人類を救済するために、霊界の人々・高級霊団が 興したのがスピリチュアリズムです。
その中心にいるのは、イエスです。
イエスが長い時をかけて緻密に設計し、イエスが統率し、高級霊たちと一糸乱れぬ協調体制のもとで繰り広げられている のがスピリチュアリズムです。
悲劇の中で苦しみ、不幸に喘いでいる地球人類を何としても救いたいというイエスや高級霊たちの 強い愛の思いからスピリチュアリズム運動は、興されたのです。

また、地球人類を救済するために、
「スピリチュアリズム運動は、どのようにして進められていくのでしょうか?」
これまでの地上の宗教が説いてきたような贖罪や奇跡による救いではなく、 神仏や教祖を拝むことによって得られるとする救いでもありません。
「霊的真理を地上に降ろすことによって人類を救済しようとするものです」

3)現在の地上世界を霊的視点から眺めると次の6つにまとめることができます。
「地上を覆う6つの悲劇」
a)戦争・紛争
b)貧困・飢餓
c)間違った宗教による霊的牢獄化
d)精神の堕落・退廃
e)動物虐待・環境破壊
f)霊界下層の地獄化
・a)とb)は、肉体次元の悲劇です。
・c)は、霊的次元の悲劇です。
・d)は、精神の次元、心の次元の悲劇です。
・e)は、人間を取り巻く世界、環境次元の悲劇です。
・f)は霊界次元の悲劇です。
・a)からd)は、人間に関する悲劇です。
・a)からe)は、地球上の悲劇です。
・f)は、地球を取り巻く霊界、霊界下層の悲劇です。
霊界から見ると地上世界の惨状は、目に余る物があります。
シルバーバーチは、「死ぬことは悲劇ではありません。今日のような地上世界に生き続けねば ならないことこそ悲劇です。利己主義と貪欲と強欲の雑草で足の踏み場もなくなっている 大霊(神)の庭に生き続けることこそ悲劇というべきです。(霊性進化の道しるべ)」と語っています。
イエスが地球人類を悲劇の中から救い出すために興したのが、スピリチュアリズムです。
スピリチュアリズムは、イエスを中心とする高級霊たちの純粋な利他愛によって始められた 壮大な計画であるということです。
「スピリチュアリズム運動とは、霊界主導の地球人類救済計画」です。
特定の人間を救済するのではなく、地球に生きるすべての人間を救うこと・全人類の救いが、 スピリチュアリズムの目的です。そのために「霊的真理」が地上界へ降ろされることになったのです。

霊界にいたイエスは、地上の惨劇、惨状をみて何度も涙を流されてきました。 霊界から手を差し伸べなけらば地上人を救うことはできないという強い決意のもとスピリチュアリズム運動が興されました。
2021年、イエスが地上再臨され、霊的新時代を向かえた今、この壮大なプロジェクトは、大きく進展していくことになるのです。

<参加者の感想>
「スピリチュアリズムの全体像を学びました。 スピリチュアリズムの定義は?スピリチュアリズム運動の主役は?シルバーバーチの霊訓を地上に降ろして何を目的としているのか? と聞かれると何も答えられないと思いました。でも今日の学びで頭の中が少し整理されてきました。 私の周りにも私たち姉妹がシルバーバーチの霊訓を学んでいることを知っている人たちもいます。 だけど逆に聞かれると何と答えてよいのか、分からずにいました。 それに、イエス様が長い年月をかけて準備をされた地球人類救済計画において、 今私たちが具体的に何をしたらよいのか?と思わされました。 果てしない道のりのように思え、私自身の霊的成長も上がったり下がったりのように感じていますが 、霊的真理を日本から全世界に広めていこうとするイエス様の意向に少しでも心を合わせていけように頑張っていきたいと思いました。」

「今回の学びで率直に霊界からの地球人類を救済するための計画に感謝と感動の思いでいっぱいになりました。 この地上での生活は本当に不安で希望もない世界になってしまっていて、 自分でも何をすればよいのか分からない不幸な人たちであふれています。 この世は、目に見えるものが重要でお金や地位が人を動かし、人間は心を売って悲惨な状態になっていると思います。 霊界から見るともっとかもしれません。それは、人間の霊的無知が原因である言われています。
イエス様をはじめとする高級霊たちが、どのように進めていくのか、どのように地上が変わっていくのか、 本当に変わって幸せになっていくのか、今はまだ悲惨なことが多すぎて分かりませんが、 これからの地上世界が良くなっていくことを信じて希望を持って進みたいと思いました。」



・・「正しい祈りとは」・・
(2024年1月21日)

霊的人生を歩むうえでの実践内容は、「霊優位(霊主肉従)の努力」 ・「利他愛の実践」・「霊的真理の普及活動(伝道)」・「苦しみへの正しい対処] ・「道具意識」・「犠牲精神」・「霊的視野」などがありますが、「祈り」も実践内容の1つです。 「祈り」は、霊的人生の歩みを強力にサポートしてくれるものです。
その「祈り」についての学びを深めました。

祈りによる意義とは、私達の「心霊のレベルをより神に近づける」ということです。
日常の肉主霊従の状態から霊主肉従の状態へ、強力に霊的意識を高め引き上げていくのが、祈りの目的なのです。
日常の、肉体の中に閉じ込められ、薄らいでしまっている霊的意識をもう一度取り戻し、神と霊界の人々とのつながりを緊密にして、 霊的エネルギーを取り入れることです。

◎祈りの霊的意義と本質は、以下のことに要約されます。
1)祈りは、神に近づこうとする魂の願望です。
2)祈りは、霊的自立を促すための不可欠な行為です。
3)祈りは、人間の霊性の表現であり、理想に向けての魂の決意表明です。
4)祈りは、背後の霊との結びつきを深める強力な手段となります。
5)祈りは、スピリチュアル・レベルでの霊的修行と言えます。
6)祈りは、利他愛実践の意欲を高める霊的手段です。
7)祈りは、人類愛の実践内容と言えます。しかし、
8)祈りは、どこまでも霊的成長のための一手段であって、目的そのものではない。 と言うことです。
「祈りだけでは霊的成長は達成されない」ということです。

また、
◎神への「正しい祈り」とは、
・真理にそって、もっと自分の心を成長させたい。その道を示し導いてほしい。
・魂の成長のための苦しみに耐える力を与えてほしい。
・自分の醜い心をなくし、弱い心を強くしてほしい。
・自分の心にもっと深く人を愛せるような、広くて純粋な愛をやどらせてほしい。
・まわりの人々が一刻も早く時期がきて、霊的真理を受け入れられるようになってほしい。
・時期のきた人と出会わせてほしい。
・自分をもっと人々のために働かせてほしい。霊界の道具として役立ててほしい。
と言うような「祈り」です。

さらに、
◎「祈り」の原則とは、以下のような内容です。
a)祈りは、神への直接的な語りかけ
・神に対する魂の吐露(心に思っていることを包み隠さず、すべてを打ち明けること)
・祈りの対象は、大霊(神)のみ(イエスや守護霊・背後霊ではない)
b)正しい祈りには、霊的真理の理解が不可欠
・祈りの大前提は、真理を正しく理解していること
・真理から外れた祈りは、大霊に失礼
・真理を踏まえた神への語りかけであって初めて、正しい祈りになる
*霊的真理・摂理の正しい理解→→正しい祈り・正しい信仰・真理の実践
c)口先だけの祈りはしない
・祈るときは、実践の努力をしていることが前提
・祈りで述べたことは、必ず実行する、実行の努力をする
・祈れないときは、『シルバーバーチの霊訓』を読む
(「シルバーバーチの霊訓」を読むことは、祈りのウォーミングアップ・広い意味での祈り)

地上人生の目的は、「霊的成長」の一言に集約されます。
霊的成長のための実践項目の1つが「祈り」です。
正しい祈りを行うためには、「神」と「神の摂理」についての正しい理解が不可欠です。
正しい祈りによって、より高度なエネルギーと調和させることができるようになり、 インスピレーションを得て、利他的行為を行うための準備を整えることになります。 正しい祈りとは、霊優位の状態を取り戻し、神の愛・利他愛を実践するための意識を引き上げてくれる行為、 純粋な霊的行為・霊的修練なのです。

<参加者の感想>
「今日は祈りについて学びました。祈りがどうして必要なのかが良く分かりました。 霊的意識を高めることで、より神に近づきたいとする霊的行為であることが良く理解できました。 今まで、単なる願い事、物質的利益を求めがちだったので、真実の祈りができていなかったと思いました。 摂理から外れた祈り、霊的成長とは関係のない祈りだったと思うので今から正しい祈りを実践していこうと思います。 そして、この学びの中で、病気で苦しんでいる知人への祈りや能登半島地震で被災されている人達への祈りという 2つのワードが思い浮かんだので、祈りたいと思います。 祈れない時、雑念がある時はーー「何とぞ私を人のために役立てる方法を教え給え」ーーという祈りの言葉を唱えたいと思います。 微力ですが、私も人のために役立ちたいと思えるようになったので何か実践したいと思います。」

「祈りは、私たちにとって、とても重要であることは理解していました。 生活の中で神様に語りかける、会話するという形だったり、瞑想音楽をかけて静かに瞑想することをしたりしています。 でも祈りが深いところまでいっていないレベルであることは、自分でも分かっていました。 丁度、今の時期に祈りについての学びができて本当に良かったと思います。自分自身の心が整理されてなかったり、 忙しかったり、肉主霊従が強くなっている時は神様を遠く感じたり、インスピレーションも降りなくなります。 少しでも霊的世界を意識していけばインスピレーションが降りたり、”気づき”があったりするので、不思議です。 今日は祈りのことを学んだので具体的な内容をもっと勉強して、祈りを深めていきたいと思いました。 霊的成長を目指して頑張りたいと思いました。」





・・「すべてを支配する神の摂理」 ・・
(2023年12月17日)
<今回の読書会のテーマ>
*参加者による5分間スピーチ
*神の摂理について

はじめに参加者による5分間スピーチを行いました
。 スピリチュアリズムに出会った時期や今までの生活における歩みについて、 また読書会に出席されるようになってからの日常生活における行動や心の変化など、熱心に語ってくださいました。
次に、「神の摂理について」特に「霊的成長を決定する、さまざまな摂理」についての理解を深めました。

・神の摂理には、物質を支配する摂理・生命体(生物)を支配する摂理・人間の精神 と霊を支配する摂理などさまざまな次元の摂理があります。
・人間の幸福に関するのは、人間の精神と霊に関する摂理です。
・その中で重要なのが霊的成長に関する摂理です。人間にとっては霊的成長と幸福は、一体関係・表裏一体の関係にあります。
・神の摂理とは、神が宇宙・万物を創造し、維持・運行するために設けた法則のことです。
・神の造った世界には法則性があり、神は機械的法則性によってすべてを支配しています。 そして、無数の摂理が複雑に関連しあっています。宇宙・万物・人間などのすべてを調和状態に置くためのシステムです。
それは同時に人間を幸福にするためのシステムになっています。
・摂理に一致すれば調和し、人間は幸福になれる(一致しなければ不調和となり、幸福になれない)ということです。
・人間の幸・不幸は「神の摂理への一致」によって決定されることになります。
・神の摂理・霊的成長・人間の幸福は、三位一体の関係にあります。

◎霊的成長を決定する、さまざまな摂理には、
「永遠の霊的進化の法則」
「霊優位(霊主肉従)の法則」
「利他性(利他愛)の法則」
「自由意志の法則」
「因果(カルマ)の法則 」
「自己責任(自業自得)の法則」
「償い(苦しみによるカルマ清算)の法則」
「自己犠牲の法則(代価の法則)」
「苦難の法則(光と陰の対照の法則)」
があります。

霊的成長に関するさまざまな摂理を学ぶことによって、冷たい”神の摂理”の背後には、 暖かい”神の愛”があることを、再確認することができました。
神の摂理は、複雑に絡み合い、組み合わさって運行されています。 多次元的な摂理と摂理の関係においても神の摂理の機械的な厳格性が失われることはありません。
私たちは、神の摂理の絶対性を理解し、神の摂理に自らが一致させる努力をしていかなければなりません。 「神と神の摂理に対する絶対信仰」を身につけていかなければならないのです。

<参加者の感想>
「霊的成長を決定する法則を学びました。特に図を見てみると分かりやすく感じました。
自由意志は、人間に与えられた特権であり、善の方向にも悪の方向にも行くことができるということは、 ある意味恐ろしいことでもあると思います。
真理を学んでいきながら、自分の生き方を摂理に一致させていかないといけないと思いますが、 とても難しいです。利他的に生きていけるように頑張りたいです。」

「今日の読書会では、霊的成長に関する摂理を深く学びましたが、ハッとさせられる部分がたくさんありました。 神の摂理にあった実践をとおしての成長の際、
「困難にグチをこぼしてはいけません。困難こそ魂の肥やしです。むろん困難の最中にある時はそれを ありがたいと思うわけにはいかないでしょう。辛いのですから。しかし、あとでその時を振り返った時、 それがあなたの魂の目を開かせるこのうえない肥やしであったことを知って神に感謝するに相違ありません。」 というシルバーバーチの言葉に救われた思いでした。
私は、いつもブツブツ言っているなと反省させられました。そして、 嫌なことを避けたいと感じてしまう私ですが、神の摂理にそわせる努力をとおして、 利他的に生きることを目標にしたいと思いました。」





・・「神とはどのような存在か」・・その?
(2023年11月23日)
「神」は、人類にとって最大のテーマですが、今まで地球上には 「共通の神観」が存在していませんでした。 スピリチュアリズムによって、真実の神の姿が明らかにされ、 私たちは、正しい神の認識と理解ができるようになったのです。 今回の読書会では、スピリチュアリズムが明らかにした「真実の神観」について 共に学びました。

1)地上のさまざまな神観と信仰について
地上には、時代や地域や民族によって、さまざまな信仰が存在し、さまざまな神観が、存在してきました。
それらは、
・自然神信仰(シャーマニズムにおける信仰で、太陽や雷、自然界の存在物を神格化し崇拝の対象とする信仰)
・精霊信仰(アニミズムと言われ、主に自然などに宿っているとされる霊的な存在である精霊を畏れ敬う信仰)
・多神教信仰(日本の神道、中国の道教、インドのヒンズー教、古代ギリシャ、古代ローマ、古代エジプトなどの宗教)
・唯一神信仰(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教で世界最大の宗教)
などです。
地上にはさまざまな宗教が存在するにも係わらず、今まで正しい神の認識と理解がなされてきませんでした。
祈りについても、神に対するイメージや認識が間違っていたために、祈り、それ自体が的外れなものになってしまっていました。
地上には、神についての正しい認識がなかったために、正しい宗教、正しい信仰、正しい祈り が存在しなかったのです。

シルバーバーチは、人類史上初めて、神に関する真実・神観を解き明かしました。 それによって、地球上に初めて、真実の宗教・信仰のあり方が示されたのです。

2)シルバーバーチによって示された真実の神観
”5つの神の定義”とは、
a)創造主としての神
b)大霊としての神
c)愛の始原としての神
d)究極の理想としての神
e)摂理(法則)としての神
というものです。

以下はそれぞれの神の定義についての概略です。
a)創造主としての神
神は「創造主」として、霊界と宇宙を造られた。私たち人間をはじめとする万物は神によって造られた
神は人間をはじめとする被造物を、自らに似せて創造された。そのため被造物は、神と同じ要素を有している
b)大霊として神
神は無形の存在であり、あらゆる区別・形式・概念を超越し、被造界・被造物に遍在している
c)愛の始原としての神(愛なる神)
神は人間にとって「霊的な親」である
神は私たち人間を愛してくれている。私たち人間と万物は、神によって愛されている
d)究極の理想としての神
人間は永遠の霊性進化の道をたどるが、それは終わりのない神への接近のプロセスである
人間は利他愛の実践を通して神を愛することになり、神により接近することになる
e)摂理(法則)としての神
神は摂理(法則)を通して世界を支配している
神は人間・万物のすべてを完全に把握し、完全平等・完全公平に扱っている
神の完全性は、摂理(法則)の完璧性を通して知ることができる

シルバーバーチの神観の最大の特徴であり画期的な神観である「摂理の神」が意味するものとは、
3)「摂理としての神」が意味するもの
・大霊は、摂理を通して人間に接している。間接的な関係であって、直接的な関係ではない。
・摂理は機械的に支配し働き、一切の例外はない。そのため、すべての人間が平等、公平に扱われることになり、そこに特別な恩寵はない。
・これまでの地上の宗教、信仰者は、神に必死になって祈れば神がそれを聞き入れてくれる、 特別な配慮や奇跡を起こして救ってくれると思ってきた。それが従来の地上世界の神信仰であった。 しかし、「摂理の神」はそうしたこれまでの信仰が根本的に間違っていることを明らかにしている。
・人間にとっての”正しい信仰”とは、神が定めた規則(摂理)にそうための努力のことである。 その努力を通して、霊的成長が促されるようになる。自分の方が摂理に合わせ一致していくことが”正しい信仰”で、 神に願いごとをしたり、特別な恩寵を期待することではない。そうした摂理から外れたものは、一切聞き入れられない。
・”祈り”とは、神に語りかけ、人間から神に働きかける信仰的行為であるが、”正しい祈り”とは、 大霊の摂理に反しない内容でなければならない。従って、”正しい祈り”をするためには、摂理について正しく知ることが必要となる。 これまで地上の宗教や信仰者は、神の摂理が分からなかったため、意味のない無駄な祈りを延々と続けてきた。
・神は摂理を通してすべてを支配しているため、神は万物すべてを把握し、神の影響力は万物の内側と外側に偏在するようになっている。 こうした「摂理としての神」は、万物に遍く存在する「大霊としての神」を意味することになっている。
ということです。

大半の宗教が、「神」を信仰の対象にしていますが、地上の宗教には、正しい神の認識と理解がなされてきませんでした。
正しい「神観」が存在しなかった地上世界では、正しい祈りも存在していませんでした。
スピリチュアリズムによってもたらされた「シルバーバーチの霊訓」によって、 地球上に初めて「共通の神観」そして、「祈り」についての根本変革をもたらす時が訪れることになったのです。


<参加者の感想>
「神とはどのような存在かと聞かれたら、神は創造の神であり、愛の神であり、親なる神だと、、、そのように捉えてはいましたが、 ”祈り”や”人間と神との関係”を問われたら、以前は祈れば直接神から答えが来て、神と人間は直接につながれる存在だと思ってきました。 また、前にシルバーバーチで読んだ内容では、人間は摂理によって主管される存在であるので機械的にのみ支配されていることを思えば、 神の愛はどこに存在しているのかと思っていました。しかし、神の摂理の中にも神の愛があるのだと言うことを、再確認することができました。 そして、摂理に反する祈りも意味が無いし、自分自身が摂理に一致した心で祈らないといけないことも分かりました。 私の中に神の分霊があり、また、それぞれの万物にも神の愛が偏在していることを思うと 万物自体も人間を通して間接的に愛を受けている存在なのだと思いました。」

「今日の読書会では、摂理としての神というところに、感動しました。正しい祈りは、大霊の摂理に反しない内容でないといけないし、 摂理からはずれたものは、聞き入れられないことが分かりました。今日まで真剣に祈れば必ず聞き入れてもらえると思っていました。 摂理に一致する努力をしなければならないし、利他的に生活できるように、私に与えてくれた問題を乗り越えたいと思うようになりました。 神の愛は、深くて平等なので、私自身が神の摂理をもっと勉強して魂の成長をしていきたいし、 自分自身が変わらないと周りの人たちもかわらないので、努力していきたいです。」




・・「神とはどのような存在か」・・その?
(2023年10月29日)
シルバーバーチは、霊界通信によって、人類にとって不可欠な数々の霊的真理をもたらしましたが、 その中でも、神についての真理「神観」は、特に重要なものです。

「神観」とは、神についての見方、考え方ということです。
神をどのような存在として認識するかということです。
神をどのようにイメージするかは、宗教においても、祈りの実践においても、 とても大切なことです。
神は、人間にとって最も重要なテーマであり、
神は、宗教における最も重要なテーマであり、
神は、信仰者にとっての絶対的存在であり、崇拝と祈りの対象である。と言えます。

そのような神にいて、「霊的叡智の宝庫 シルバーバーチの教え(新版・上) 第5章・・神とはどのような存在か・・」や「シルバーバーチの霊訓の画期的な善悪観」について、 シルバーバーチの言葉を中心に学びました。


*神の定義について
*人間の霊的成長と神の顕現について
*霊的成長に関する3つの定義
*シルバーバーチの善悪観
*利他愛の実践
などについての理解を深めました。

◎神の定義について
・神は、宇宙の自然法則であり、物質界と霊界のすべての生命体の背後にある創造的エネルギーであり、 完全なる愛であり、完全なる叡智であり、全宇宙のすみずみまで偏在している。
・神は、あらゆる生命体に内在している。生命あるものすべてに神の分霊(ミニチュアの神)が宿っている。
・地上界のすべて、霊界のすべて、宇宙のすべてが、神の法則の範囲内にある。 神の法則の支配下にあるということは、神はすべてを知っているということになる。

◎人間の霊的成長と神の顕現について
・人間は、霊的存在として神から創造された。
・神は人間の霊的親である。
・人間は、神の分霊を授けられミニチュアの神として、完璧性を内在している。
・霊的成長するにつれて神の完全性を発現、神に近づいていく存在であるが、  現時点では未熟である地上人を通じての分霊の顕現の仕方は不完全となる。
・霊的成長とは、内在するミニチュアの神を徐々に完全に顕現させていくプロセスである。

*霊的成長に関する3つの定義とは
a)神に近づくプロセスであり、
b)利他性という神性を拡大することであり、
c)内在する神性(ミニチュアの神)をより顕現することである。

◎シルバーバーチの善悪観
*「シルバーバーチの霊訓」の画期的な「善悪観」
・シルバーバーチの善悪観は、善悪相対論に基づいている。
 善と悪とのはっきりとした境界線はなく、霊的成長の程度に応じて変化していくものである。
・霊的成長にプラスとなるものが、善であり
 霊的成長にマイナスとなるものが、悪である。
・善悪の基準は、神ではなく「神の摂理」におく。
・「良心の声」(善悪を指し示すモニター)に沿った行為、純粋な動機・利他的な動機から行為をなすことによって、 霊的成長が促される。

◎霊的成長のための実践項目
*霊的成長を促す”善(正しい生き方)”とは
・「霊優位の生き方(物欲にとらわれない霊主肉従の生き方)」
・「利他愛の実践」
・「苦しみの甘受」である。
*霊的成長を阻害する”悪(間違った生き方)”とは、
・「物欲・肉欲を追求する肉主霊従の生き方」
・「利己的・自己中心な生き方」
・「苦しみを避ける生き方」である。

◎利他愛の実践 ・利他愛の実践は、霊主肉従とともに霊的成長のために不可欠な実践項目である。
(霊主肉従の状態でなければ霊的成長はない)
・利他愛は、神の摂理そのものであり、霊界のあり方そのものである。
 霊界は利他愛一色の世界である。
・利他愛を多く発現できるほど、霊性進化を促し、神に近づいて行くことになる。
*利他愛実践における2大原則
a)利己愛を乗り越え、好き嫌いという感情を乗り越える。
 周りにいる人、誰に対しても好みでない人に対しても平等に与える。
b)愛を与えることが先である。
 愛し愛されることは、両方必要だけれども、与えることのウエイトをより大きくする。
・霊的真理の伝道=全人類に対する最高の利他愛


「神」についての正しい理解がなければ、正しい生き方はできません。
「シルバーバーチの霊訓」によって私たちは、「神」の真実の姿を理解することができるようになりました。 霊的な親である「神」から授かっている分霊について、シルバーバーチは鏡と光に譬えています。 鏡を磨いてもっと完全なものにすることによって、より多くの光を反射することができるようになります 。私たちは、「神」によって永遠に霊的成長の道を歩んでいく存在として造られました。「霊的成長至上主義」 ということを考えると、霊的成長を達成できない地上人生は無意味であるということになります。
どこまでも霊的成長を第一目標にして、霊的成長を促すために、”良心の声”の指し示す方向へと 歩みを進めていかなければなりません。


<参加者の感想>
「生きとし生けるものの中の全てに神の分霊が宿っているということを、今、感じています。 私の中にも神の分霊が宿っているということも神の存在も理解しますが、この私の肉体を通して、 どうやってそれを顕現させていくことが出来るのかが、今の私の課題でもあります。
また、霊的成長をなしていくことは、頭では分かっていても実践していくのは、とても難しいことです。 生活の中で良心の声を無視しているときは、本当に神が願っている行動とは、逆のことをしているのだろうと思い、 胸が痛むことがあります。 神は人間一人ひとりに、良くこのような”良心”というモニターをくださったなあ、と感動しています。 利他的に生きることの実践をこれから少しずつ意識しながら生活をしていきたいし、いろいろな自然や万物を通して、 私たちに愛を与えてくださる神の存在を日々感じていきたいと思います。」

「今日の学びでは、大霊とは、宇宙の自然法則だと知りました。 物質界と霊界のすべての生命体にある創造的エネルギーであり、愛であるということですから、 自然と私たちの生活が神と共にあるということを嬉しく思います。神に、もっと感謝しながら生活しなければとならないと強く思いました。
そして、地上世界は、光と影の両方を体験する訓練場なので、嫌なことがあっても 、感謝で乗り越えることが出来るようにするためには、霊的成長が必要だと思いました。 また、このようなことを知っていることが、とてもありがたいことだと思いました。」





・・「スピリチュアリズムが目指す新しい世界」・・
(2023年9月23日)

「霊的叡智の宝庫シルバーバーチの教え(新版・上)」の
第4章「スピリチュアリズムが目指す新しい世界」について、
スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像
(救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像)とリンクさせながら、
シルバーバーチの言葉の重要ポイントを共に学びました。


スピリチュアリズムが目指す新しい世界とは、どのような世界なのでしょうか。 また、新しい世界の実現のためには、私たちスピリチュアリストは、何をしなければならないのでしょうか。

◎スピリチュアリズムの最終目的とは
・一人ひとりの地球人類が霊的成長し、
死後の世界への準備ができるようにすること
(個々人の霊的救い)
・地上に新しい世界を築くこと
(地上天国・神中心の大家族・霊的同胞世界)

暗黒の地上世界を新しい世界・地上天国に変える=スピリチュアリズムの目的

◎”新しい世界”とはーーースピリチュアリズムによる霊的真理の普及によって実現する世界
(霊的同胞世界・地上天国)

古い世界 =物質中心(肉主霊従)の世界=地上地獄・これまでの地球
新しい世界=霊中心(霊主肉従)の世界 =地上天国・将来の地球

新しい世界=霊的同胞世界

・痛み・苦しみ・死別の悲しみ・不幸がなくなり、 笑顔と笑い声が満ちあふれた世界
・大霊の意思(摂理)が実現した世界
・新しいタイプの喜びーーー本能的・物質的な喜びではなく霊的な喜び
・新しいタイプの人生ーーー物質的人生ではなく霊的な人生
・新しいタイプの幸せーーーお金・物ではなく霊的な豊かさを求める
・一人ひとりが霊的成長して未熟なまま霊界入りしない世界

◎新しい世界実現に向けての闘い(スピリチュアリズム運動の闘い)
              ーーどのような闘いをするのか
・物質中心主義→霊中心主義へ
・利己主義支配→利他主義支配へ
・地上地獄・暗黒の世界→地上天国・光り輝く世界へ

◎スピリチュアリストの使命
・・・先に霊的真理を知った者として、”霊界の道具”として霊団と一致団結し、霊的真理を 普及させて地球人類を救う
1,スピリチュアリストは自覚するかしないかに関係なく、
新しい世界実現のために霊界から活用されている。
常に大霊団が主役で、地上のスピリチュアリストは援助者・協力者の立場、道具の立場に あることを忘れない
2,霊界と連携して、地上人類が必要としているもの(霊的真理)を届ける
3.スピリチュアリストは一致団結して、霊界の道具となる。
大霊団が常に味方であることを確信する。
4.霊界とともに、人々に真理と神の摂理を伝える。
古い間違った信仰を捨てさせ、真理に基づく正しい信仰へ導く


新しい世界とは、個人の霊的成長を前提条件として進められていきます。
地上人一人ひとりが、自力で自分自身を救済していかなければなりません。
そのためには、霊的無知の状態から霊的知の状態へと変化しなければなりません。
すなわち霊的真理を知り、魂に霊的革命をもたらさなければなりません。
霊的に目覚めた地上人は、霊主肉従のもとに利他愛を実践し、神と神の摂理に対する絶対信頼を勝ち取らなければならないのです。
霊的成長を達成した地上人が、一人また一人と拡大することによって、神を中心とした霊的同胞世界が実現することになります。
そのような地上天国と呼ぶに相応しい明るい世界には、地上のさまざまな悲劇は存在しません。
人々は利他的に生き、霊的成長を目標に生きる世界です。


<参加者の感想>
「スピリチュアリズムが目指す新しい世界について学びました。
少しずつ霊的真理を学んでいますが、なかなか物質中心主義(目に見えるものを優先してしまいます) から霊中心主義に変化するには、まだまだ時間がかかると思いました。
神様に祈ってもすぐに現実に引き戻されてしまいます。霊的成長をするのが遠く感じています。
今日の学びで、「新しい人類が現れ、苦悩や悲しみや不幸が追放され、笑顔と笑い声がみちあふれる世界となる」 というシルバーバーチの言葉が嬉しくて、勇気をもらいました。
新しい世界ができるには、何百年もかかると思いますが、 私たちスピリチュアリストの責任を強く感じています。とても良い学びになりました。」

「私という個人が、このスピリチュアリズムにつながることができたことを、本当に感謝しています。 そして、私達が行こうとする道に、イエス様を中心とする大霊団がいつも見守り味方でいてくれるという事を知って本当に嬉しく感じました。
あとは、勉強をしていく中で、どれだけ悟り、利他的に生き、魂を磨いていく事ができるかが、 私のこれからの目標になります。
毎月一回の読書会に参加しながら、自分には一体何ができるのかを考えていきたいです。
学びの多い読書会でした。」




 ・・「霊界を挙げての大計画」・・
(2023年8月27日)

「霊的叡智の宝庫・シルバーバーチの教え(新版・上)」の第3章
「霊界を挙げての大計画」の中のシルバーバーチの言葉・霊的真理から、
以下のスピリチュアリズム運動についてのさまざまな要素について学びました。
1)スピリチュアリズム運動の主役
2)スピリチュアリズム運動の目的
3)スピリチュアリズムの人類救済計画の方法
4)スピリチュアリズム運動の進展状況
5)スピリチュアリズム運動の反対者
6)スピリチュアリストの責任

「霊界を挙げての大計画」=「スピリチュアリズムによる地球人類救済計画」

◎スピリチュアリズム運動についてのさまざまな要素

1)スピリチュアリズム運動の主役・・地上人類救済の主役は、
霊界の高級霊たち・イエスを中心とする高級霊団

2)スピリチュアリズム運動の目的・・地球人類の救済

3)スピリチュアリズムの人類救済計画の方法・スピリチュアリズムは
どのようにして地球人類を救うのか
・・「霊的真理を地上に降ろすことによって人類を救済していく

4)スピリチュアリズム運動の進展状況
・・スピリチュアリズムの進展度=霊的真理の普及度

5)スピリチュアリズム運動の反対者
・従来の巨大な宗教組織
   間違った宗教教義を土台とする巨大な宗教組織への隷属
 → 宗教的束縛・霊的牢獄
(闇の中に人々を閉じ込め、スピリチュアリズムの救済の光を遮断する)
・霊的無知な人々・唯物論者・無神論者
 霊の存在を否定する人間がスピリチュアリズムの霊的真理を拒絶・軽蔑する
・スピリチュアリズム内部の敵や低級霊

6)スピリチュアリストの責任・・
「霊的真理を実践して自らを救う」「他人を救う」

・霊的真理の実践
・自力救済による救い
・霊的真理に従うための勇気を持つ
・霊的真理を伝える
・”霊界の道具”として、自分自身をスピリチュアリズムに捧げ、霊界と協力関係を築く
・真理実践の見本を示す


スピリチュアリズム運動に対する反対者が、いかに画策しても、
「霊的真理」は、広がり続けることになります。
地上人類を救済するために降ろされた「霊的真理」は、
「神のシール」が貼られているからです。そして、
イエスが地上再臨され地上人類に直接、伝道を開始されました。
それによって、 スピリチュアリズム運動は、ますます速度を増して進展していくことになるのです。


<参加者の感想>
「今日も霊的真理について整理して学ぶことができました。
日頃、神様は意識しているのに、一番近い守護霊については、 意識していなかったので、これから、守護霊にも語りかけていくように心がけて行きたいと思います。
今、物質界においては、いろいろと世界が悲惨な現状になっており、
それらを見たり聞いたりすると心が乱れることがありますが、真理をしっかり抱いて、学んで、 左右されない自分になりたいと思っています。
今日も有難うございました。」





・・「シルバーバーチの霊界通信の目的」・・
(2023年7月23日)

「スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像」とリンクさせながら、 「第2章 シルバーバーチの霊界通信の目的(霊的叡智の宝庫 シルバーバーチの教え・新版・上)」 の重要ポイントについて、
シルバーバーチの言葉をひも解きながら、
以下の項目について共に学びました。

*スピリチュアリズム運動の定義
*地球人類救済の目的
*地上の悲劇の原因
*様々な地上の悲劇、その中の人種問題について
*人間の本質――神の分霊を宿した霊的存在
*物質中心から霊中心の世界へ
*高級霊の地上人への愛の思い
*スピリチュアリストとしての義務
*シルバーバーチからのスピリチュアリストへの励ましの言葉

<スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像>

「霊的無知」→「物質中心主義・利己主義」→
「さまざまな悲劇」( 地上地獄・暗黒の世界)
                                          「霊的無知」→「霊的真理・霊的知識」→「霊的知」
                  「霊的知」→実践→「霊中心主義・利他主義」→拡大
→「霊的同胞世界=神を中心とする霊的家族」(地上天国・明るい世界)

地上世界の様々な悲劇の元凶は、地上人類の「霊的無知」に起因しています。
人間は「霊的無知」ゆえに、目に見える物質だけがすべてであると思い込み「物質中心主義」と 「利己主義」という2つのガンに支配されてしまいました。それによって、地球は悲劇のるつぼとなってしまったのです。
スピリチュアリズムによる救済とは、「贖罪」や「奇跡」による救済ではなく、また、神仏や教祖を拝むことによって 救われるとする救済でもありません。どこまでも「霊的真理」による救済です。
地上人類にとって、最も必要な物は「霊的真理」の正しい理解です。
イエスは、長い歳月をかけて地球人類を救済するために、霊界通信によって「シルバーバーチの霊訓」を降ろしました。
「シルバーバーチの霊訓」は、人類史上最高の霊的叡智であり、地球人類にとっての真のバイブルであり、 スピリチュアリズム思想の最高峰と言えるものです。 「シルバーバーチの霊訓」は、まさに「イエスの言葉」であり、 地球人類にとって「霊的成長」のための道しるべなのです。

<参加者の感想>
「今日は、スピリチュアリズム運動とは、、ということを学びました。
霊的無知からさまざまな悲劇を生み出していること、地上が地獄化していることを知りました。
霊的真理を学ぶことで、物質生活を手放し、神を中心とする世界になるためには、自分自身の気の引き締めや、 まだまだ目に見える世界を優先してしまう自分には、少し気後れしてしまう内容ですが、祈りや伝道ができるように、 努力していけたらと思います。自分に甘く、つらいことを避けてきたので、もっともっと学びが必要です。 これからも勉強し続けて、実践できるように祈っていきたいです。」

「人類が物質主義、利己主義に陥っていたことで、世界が悲惨な暗黒世界になっています。その原因は、 霊的無知からきているというお話を聞かせて頂きました。そして、今、このシルバーバーチの霊訓を通して、 イエス様が世界救済のために働きかけてくださっておられることや、私たちがその運動に携われることができるということが、 本当に恩恵に感じました。
まだまだ、私自身が霊中心に生きておらず、反省することばかりですが、ここでの勉強を通して、 そして、祈りを通して、自分の霊的成長を成していけたらと思っています。もっと深く詳しく聞きたいので、 これからもよろしくお願いします。」





 ・・「シルバーバーチの霊訓」とは・・
(2023年6月18日)

様々な悲劇の中で苦しむ地球人類を救済するために、イエスを中心とする高級霊界から降ろされたのが「シルバーバーチの霊訓」です。
「シルバーバーチの霊訓」は、スピリチュアリズム史上“最高の霊界通信”であり、 地球上における“最上の宗教思想”であり、地球人類救済のための“最高の霊的叡智”です。
その「シルバーバーチの霊訓」については、スピリチュアリズム普及会のホームページから「イエスからの通信」、 「シルバーバーチの霊訓が誕生するまでのいきさつ」について、さらに、「霊的叡智の宝庫 シルバーバーチの教え(新版・上)」から 「第1章 通信霊シルバーバーチについて」についての重要ポイントを押さえながら、 「シルバーバーチの霊訓」とは、というテーマで学びました。
(スピリチュアリズム普及会のインフォメーションより)
*「イエスからの通信」
『シルバーバーチの霊訓』に関する、イエス自身の言葉です。

「『シルバーバーチの霊訓』を降ろすのに、高級霊の一大霊団の力を結集したのだ。 あれは私にとって本当に感無量の出来事であった。今、さらにそれをバイブルとして世界に広めようとしている。 皆は、その神の教えの一番の信徒なのだ。」
(イエスからの通信 2021.07.29)

「皆は世界中に、神のシールが貼られた真理、つまり私が降ろした『シルバーバーチの霊訓』 を広める役目を担っている。」
(イエスからの通信 2021.08.11)

「『シルバーバーチの霊訓』の土台となる教えは、私が神から承認を得て、今の地上人に届けるに相応しい内容ばかりである。 『シルバーバーチの霊訓』には、神のシールが貼られている。 この唯一“人類の霊性進化を促す最高の教え”を私は携え、皆の元に現れた。 私はここに集う皆と共に、これからこの『シルバーバーチの霊訓』を日本のみならず世界に広めるために、 神より再臨のお許しをいただいてこの場に臨んでいる。」
(イエスからの通信 2021.09.16)

「私は今から100年前より60年間、シルバーバーチをマウスピースとして霊訓を降ろした。」 (イエスからの通信 2021.11.14)

*「シルバーバーチの霊訓」が誕生するまでのいきさつ
・「シルバーバーチの交霊会」の始まり
・「シルバーバーチの交霊会」の転機
・交霊会開始に至るまでの霊界サイドの準備のプロセス
・「霊的真理の受け入れの態勢」の準備
・シルバーバーチの“決意表明”
・交霊会のレベルアップ

(「霊的叡智の宝庫 シルバーバーチの教え(新版・上)」から)
*1章 通信霊シルバーバーチについて
・シルバーバーチがイエスからの使命を受けてから準備を完了するまでについて
・シルバーバーチが霊的真理を伝えることになるその決意について
・シルバーバーチの道具意識について

「シルバーバーチの霊訓」が、地球人類を救済するためにイエス主導で降ろされたものであり、 地球人類の霊的成長のために最も必要なものであり、まさにイエスの言葉と言える 「シルバーバーチの霊訓」が地球人類にとって、「真のバイブル」であるということを再確認しました。
<参加者の感想>
「今日の読書会に参加して、2021年にイエス様が再臨されたということを、とても嬉しく思いました。 日本から発信ということで、気が引き締まる思いもありますし、日本が選ばれた喜びをたくさんの人々に 伝えていかないといけないと思いました。まず、深く理解していくために、読書会にこれからも参加したいと思います。」

「とても霊界が動いている、働いていると感じました。私達が知りたかったことが分かったと言うことに感動しました。 たくさんの質問がこれからも出てくると思いますが、勉強しながら魂を成長させていきたいです。」





 ・・「霊的真理を効果的に学習するために」・・
(2023年5月21日)

「シルバーバーチ読書会」とはどのようなものなのか。
「霊的真理」の効果的な学習法について、学びました。
「シルバーバーチ読書会」とは、
読書会は、霊的な集まり・霊的サークルです。
シルバーバーチの交霊会と同じことを行う霊的な交わりのある場所です。
自分の心を高め、霊的真理・霊的知識の理解を深め、背後の霊との絆を強める場所 でもあります。
霊界とのつながり、神とのつながりを重要視する場所ですので、厳粛さは必要ですが、 緊張せず、ゆったりとリラックスし心身ともに霊界に委ねることも大切です。

*「シルバーバーチ読書会」の役割と意義
・スピリチュアリスト同士の霊的交流の場所
・霊的真理の学習の場所
・信仰訓練の場所
・神への礼拝の場所、霊界との交わりの場所
・人間性を修養する場所

◎スピリチュアリズムの普及運動=読書会を中心とした草の根展開
「シルバーバーチの霊訓」は、「霊界通信」によって高級霊界から地上界に降ろされました。
地上人類が手にすることができた“最高の霊的叡智”を正しく理解し、正しく実践していかなければなりません。
  そのための効果的な学習法、トータル的な学習法について学びました。

・良い手引書や入門書を用いて、霊的真理のアウトラインを押さえる。
・「点の理解」である「部分的な理解」や「自己流の解釈」にならないようにする。
・「点の理解」から「線の理解」に、さらには「面の理解」へと理解を深めていく。
・シルバーバーチの霊訓の枠組み(全体像)を理解して、ポイントを押さえながら 「シルバーバーチの霊訓」を読み進めていく。
・「読む」、「聴く」、「見る」といった“五感”をフルに活用する。
・「読書会(学習会、勉強会)」に参加し、霊的真理のより理解を深めていく。
などです。

<参加者の感想>
「シルバーバーチに出会うこと自体奇跡だと思っています。読み進めていけばいくほど、 これが真理だという実感がわいてきました。人生において、魂の成長と向上を成すことが、 この地上に生まれた目的なので、霊的真理(知識)をしっかり学んで、それを土台として、日々の生活に活かしていきたいと思っています。
神が私といつも共におられ、自然の中にも、それを感じ、人を導く様々な行程のなかにおいても、 神様や背後の守護霊の導きを感じ、いつも愛を受けている自分であることを実感しています。 この場所を通してシルバーバーチの世界がどんどん広がっていくと良いなあと思います。」

「はじめて読書会に参加しました。ずっと真実を知りたいと思っていました。 このシルバーバーチの本を読んでみて、死後の世界がどんなところなのか、霊的に開けていくとはどういうことなのか、 開けたらどうなるのかなど、いろんな事を知りたいと思いました。
まず、シルバーバーチの教え・上・下を読んでみたいと思いました。 一人一人に神様の計画があると知り、私にはどんな仕事を与えてくれているのか、悟りたいと思いました。勉強していきたいと思います。」


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